正解が分からないまま、返信を書いた

母の余命宣告を受けてから、
孤独感を強く感じるようになった。

同じような境遇の人と
分かり合えるかどうかは分からない。
でも、同じ場所に立てる場はあってもいいと思った。

少しの間でも現実を忘れたくて、コーディングした。

コードを書いている間だけは、
心が静かになる。

サイトは公開したけれど、
正直、投稿は来ないと思っていた。

でも、一日ほどで一件の投稿があった。

画面に表示された文章を見て、
手が止まった。

何を返せばいいのか、分からなかった。

人の気持ちは、やっぱりその人にしか分からない。

「分かります」と書くこともできた。
でも、それは違う気がした。

だから、
「書いてくれて、ありがとうございます」
とだけ返した。

それが正しかったのかは、今も分からない。

ただ、消さずに続けてみようと思っている。